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オウンドメディアって最近すげー増えたよな。とネットサーフィンしながら感じる今日この頃。最近筆者のFacebookは、広報担当者であるお前らの記事シェア合戦で若干胸焼け気味。
それでも「ぼく・わたしの会社の良いトコロを、少しでも多くの人に知ってもらいたいから頑張るんだい!」というお前らの気持ちはわかるし、ぶっちゃけ毎朝通勤中に元気をもらってるぞ。これからも頑張って筆者のフィード画面と心の穴を埋め尽くしてくれよな!
オウンドメディア運営を頑張るPRパーソンを応援してます!
オウンドメディアが乱立していることもあって、世はまさに「オウンドメディア戦国時代」。とは言ってもWEB記事に目を通せる時間なんて限られてるし、人類の頭の容量が格段に増えるわけでもないから、どんなにSNSで普及活動頑張っても良い記事書かないと結局埋没しちゃうよね。
だから広報担当者はサボらずに記事の質を追求し続けるしかない。何事にも頑張る広報担当者をこよなく愛する「PR Table」としては、そんなオウンドメディア運営を猛烈に支持したいわけである。
オウンドメディアを頑張るお前らにありがちなこと
立ち上げ当初はハリきって運営していたお前らも、いざオウンドメディアを始めてみるとゲッソリしてるんじゃないだろうか。関わる人多すぎてストレス溜まるわ、取材にいちいち時間取られるわ、そんでもって予算も限られてるわで、メディア運営って超大変。
ついついクラウドソーシングで探した、作業が早くてお値頃なライターさんに頼っちゃうよな。それで出来上がった記事がイメージと違うなんてことも。
そんなお前らの怒りの声あるある:
「余裕なさすぎてライター任せにしてたらしょぼい記事になったしぃ〜」
「あのライターさん安くて早いから助かるんだけど内容イマイチなんだよね〜」
はぁ?そんなこと言ってると、あなたの会社のオウンドメディア落城しちゃうよ?
こんなときこそプロにアドバイスをいただく
ということで、数多くのライターを束ねるオウンドメディア業界の名参謀、株式会社プレスラボ代表の梅田カズヒコさんに話を聞いてきたぞ。ライターさんとの関わり方について有難いアドバイスを聞いてきたから、心の中で正座して読むように。
高校卒業後、フリーライターとして、Quick Japanや、WEBメディア黎明期のデイリーポータルZで記事を執筆。その後、編集プロダクションを経てプレスラボを創業。経歴はとてもハードなのに、人柄はとてもソフトな良い人。
梅田さん:
僕はライターに記事を書かせる編集の仕事をしていますが、だいたい100人以上のライターの得意分野・特徴などが頭の中にリスト化されています。
記事のテーマによって、「あの人この分野に強いから、記事書いたら面白いかも。」とか、「あの人たしか、●●●●が趣味って言ってたから今回のテーマなら楽しく仕事できるな。」とか、お願いするライターさんをその都度慎重に選んでいます。それは、少しでも仕事の質を高めたいし、ライターさんにも気持ちよく仕事をしてもらいたいから。それで実際に記事の質は高まるし、お互い「良い仕事したなぁ」って思える。
ライティングってすごい技術的な仕事って思われがちですが、優秀なライターなら何を書かせても優秀というわけではない。向き不向きがあるので、ライターのパーソナルを知ることも大切なんですよ。
僕はフリーライターと編集プロダクション勤務の両方を経験していて、それこそフリーで仕事をするという選択肢もありました。それでもプレスラボという会社を立ち上げたのは、「一人じゃできない仕事」がしたいから。誰かと一緒に仕事をしていると、自分一人で考えているよりもずっと面白いアイデアをもらえたり、話しているうちにさらに面白いアイデアが浮かんだりしますよね。
もちろん社員だけじゃなくて、外部のライターさんでもチームワークがライティングには大事なんです。だから僕は、仲間とのチームワークを築きやすいという意味で、フリーランスより会社を選びました。
そこにちゃんとチームワークは存在しているのか
いまオウンドメディアの運営にドタバタとしている広報担当者! お前らは、一緒に仕事をしているライターさんの得意分野や価値観をちゃんと理解しているか? お前らが仕事を頼んでいるライターさんは、ちゃんとお前らの会社の事業に共感してくれているか? 忙しさにかまけて、雑なブリーフィングをしていないか? そこにちゃんとチームワークは存在しているか?
「もちろんチームワーク超大事にしてるよ!」って人はOK!!どうかそのままの君でいてくれ。でもちょっとドキっとした人は、今晩お風呂でこっそり反省しような。
良いアウトプットは、良いチームワークから。このオウンドメディア戦国時代を勝ち抜くためには、まずは社内外の体制をしっかり固めていくと良いのかもしれないぞ。